昭和の風格 ― GC10スカイライン セダンの魅力
2025年10月12日に開催された「ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ」。
会場の一角で静かな存在感を放っていたのが、4台並んだGC10型スカイライン。
昭和46年・47年に登場したこの4ドアセダンは、先日ご紹介した2ドアクーペ(KGC10)と並び、日本のスポーツセダン史を語るうえで欠かせない存在です。
“プリンスの魂”を受け継いだスカイライン
スカイラインの系譜は、もともとプリンス自動車の名車「スカイライン2000GT(S54型)」から始まります。
1966年に日産とプリンスが合併したことで、技術と情熱が融合。
その結晶として誕生したのが、この3代目スカイライン(C10型)です。
なかでもGC10型は、ファミリーセダンとしての使いやすさと、スポーティな走りを両立。
レースで磨かれた足まわり、直列6気筒エンジンの滑らかなフィール、
そしてどこか品のあるデザイン。まさに「大人のGT」と呼ぶにふさわしいモデルでした。
4台のGC10 ― メンテナンスという愛のかたち
今回展示された4台はいずれも、外装からエンジンルームに至るまで完璧な仕上がり。
メッキの輝き、塗装の艶、そしてボンネットを開けた瞬間に見えるエンジンの美しさ――
どれをとっても、オーナーの深い愛情と技術が伝わってきます。
特に印象的だったのは、“家族と一緒に走れる”状態を維持していること。 どの1台も「いつでも走り出せる」雰囲気をまとっていました。
この“動態保存”こそ、旧車文化の真髄といえるでしょう。
落ち着いたガンメタリック。時代を超えたバランスの美しさ。
GT-Rバッジが輝くセダン。ロールバーも美しい。
ゴールドホイールが映える上品なシルバー。クラシックとモダンの融合。
仕上がりが秀逸。トランクからのラインが美しい。鬼嫁仕様!ステキ
受け継がれるスカイラインの精神
ハコスカ(KGC10)がレースシーンを席巻していた時代、
その走りを支えていたのがこのGC10でした。
普段は家族を乗せ、休日には峠へ。
そんな“暮らしと走りの共存”を体現したクルマです。
半世紀以上の時を経ても、そのスタイルは色あせず、
むしろ時代を超えて多くの人を惹きつけています。
「走る美術品」と呼ばれるゆえんです。
浪岡から、旧車文化を未来へ
「ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ」では、
こうした名車が並ぶ姿そのものが、地域の誇りであり、文化遺産です。
このスカイラインたちのように、丁寧に手をかけ、受け継ぐ精神を、
次の世代へとつないでいけたら――そう願わずにはいられません。
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文:カゲノヒト3
※記事に誤りや、このクルマにはこれを言わないとダメでしょ!
というご意見等ございましたら教えてください!

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